III-1 実験目的

実験の目的は明確にする

レポートの構成項目1「実験の目的」は明確にしましょう。

 大学の実験レポートにおいては、目的は比較的書きやすいのではないでしょうか?ほとんどの場合教科書や手順書などに書いてありますし、そうでない場合は実験を行う前に教授が説明してくれるでしょう。聞き逃さないようにしてください。

また、シラバスがあれば「△△の実験は、○○の理解を深めるものである、、、」のような説明が記載されていると思います。これを参考にして、
「○○の理解を深めることを目的とする。」
「○○の基礎を理解し、今後に応用することを目的とする」
などのように記述するとよるのもよいでしょう。

 また、具体的な数値やキーワードを入れるようにすると、あとで結論やまとめが書きやすくなります。

実験目的の例
  • たわみ測定からアルミとアクリル樹脂のヤング率を測定し、弾性率との関係を求める。
  • ブリッジ回路の50kHz~200kHzまでの周波数特性を調べる。
  • 一波長共鳴管内の音場を測定し、定在波における音圧の腹と節の関係を求める
  • 超音波センサを用いて距離計測を行い、空気の音速を求める。

まとめ

実験の目的は、具体的な数値やキーワードを入れて明確にします。そうすることで、結論やまとめも記載しやすくなります。

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