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大切なのは正確さ
実験方法は、実験の方法をそのまま記述するだけなので、苦手とする人は少ないと思います。ですが、適切に書ける人が案外少ないのも事実です。ダラダラ長くなったり、反対に必要な情報が抜け落ちていたりするレポートが散見されます。
実験方法の記述において、もっとも大切なことは正確さです。実験レポートは読んだ人が再現できなければ意味がありません。同じ手順、同じ条件で再現実験ができるように、正確に丁寧に書いてください。
実験に用いた実験器具や測定器、そして、気温、湿度、気圧などの条件を記載します。それを読んで本当に同じ条件で実験ができるかどうかを確認してみてください。器具類は、型番、製造会社等も忘れずに記載します。また、測定機器の測定精度もしっかりと把握しておいてください。
簡潔にまとめる
そして、次に大切なことはできるだけ簡潔にまとめること。電気の実験であれば実験装置、結線を中心に、機械の実験であれば実験器具、動作を中心に時系列をまとめるようにするといいでしょう。
また、実験方法は過去形で記述します。実験レポートを書いている段階では、行った実験はすべて過去のことです。特に、教科書の手順などを丸写しする際に気をつけてください。手順などは現在形で書かれています。
まとめ
実験方法は、正確かつ簡潔にまとめることが重要です。また、過去形で記載するようにします。