III 実験レポートの構成

実験レポートに限ったことではなく、作文でも論文でも構成にはセオリーがあります。小学生の作文では、「はじめに」「なか」「終わりに」、高学年になれば「起」「承」「転」「結」を意識して書くように指導されたかと思います。実験レポートでも構成は重要です。

実験レポートの構成

実験レポートにおける構成とは、そのままレポートに必要な項目です。そして、その項目はレポートの章立てとして使えます。

以下がよく使われる構成項目です。項目ごとにまとめればとりあえずレポートとしての体裁を成します。

レポートの構成
  1. 実験目的
  2. 実験原理・理論
  3. 実験方法
  4. 実験結果
  5. 考察
  6. 結論
  7.   参考文献、参考資料など

このうち、5.考察と6.結論はまとめて一つの項目として書かれることもよくあります。

それぞれの項目の書き方については、これから追って掲載していきます。

まとめ

実験レポートで必要なことは、まず、項目立てです。この項目ごとに章立てていけば、とりあえず、レポートとしての形になります。

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